男子3000メートル障害決勝 力走する三浦龍司=国立競技場

男子3000メートル障害決勝 力走する三浦龍司=国立競技場

三浦龍司

三浦龍司

 東京五輪の陸上男子3000メートル障害決勝が2日、国立競技場で行われ、洛南高出身の19歳、三浦龍司(順天堂大)が8分16秒90で7位入賞を果たした。同種目の日本勢の決勝進出は1972年ミュンヘン五輪以来49年ぶりだった。三浦は「目標はクリアできた。高校時代、学んだことが大学でも生かせてつなげる練習ができた。サンショー(3000メートル障害)は自分の個性を出せる唯一の種目なので、これからも自分の力を出し切るまで向き合っていきたい」と話した。


 3000メートル障害で、これまで数々の新記録を樹立してきた。洛南高3年で30年ぶりに日本高校記録を更新。順大2年の今年5月には日本記録を18年ぶりに塗り替えた。6月の日本選手権では、転倒しながらも記録をさらに伸ばし、初の五輪代表を決めた。


 五輪の大舞台でも勢いは止まらない。30日の予選ではスタート直後から上位をキープし、自らの日本記録を6秒以上短縮する8分9秒92で、全体の2位に入った。決勝でも堂々とした快走を見せた。


 この種目を始めた洛南高時代から、ハードルを越える感覚が優れていた。「3000障害が好き。五輪でいい走りをして盛り上げたい」と語っていた大器。可能性は無限に広がっている。
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 みうら・りゅうじ 島根県浜田市出身。京都の洛南高3年の全国高校総体3000メートル障害では2位。順大1年の時に同種目の日本学生記録を41年ぶりに更新した。高校時代から駅伝でも活躍し、昨年の全日本大学駅伝は1区新記録で区間賞を獲得した。