支持者とともに「ガンバロー」と声を張り上げる候補者(29日午前9時2分、米原市飯)

支持者とともに「ガンバロー」と声を張り上げる候補者(29日午前9時2分、米原市飯)

 統一地方選前半の41道府県議選と17政令市議選が29日告示され、立候補の届け出が始まった。京都滋賀では京都府議選、滋賀県議選、京都市議選がスタートし、正午現在で、府議選(定数60)に88人、県議選(同44)に61人、市議選(同67)に93人が立候補した。夏の参院選をにらみ、各政党が人口減少対策や地方経済活性化などを掲げて激突する。地方議員のなり手不足は深刻化しており、道府県議選では無投票当選の割合が過去最高を更新するかどうか注目される。男女の候補者数をできる限り均等にするよう政党に促す「政治分野の男女共同参画推進法」の成立を受け、女性候補者数の増加も焦点だったが、全候補に占める割合は前回から微増にとどまる見込みだ。立候補届け出は午後5時に締め切られ、既に告示された11道府県知事選、6政令市長選と合わせて4月7日に投開票される。

 滋賀県議選は13選挙区に61人が立候補の届け出を済ませた。現職37人、元職1人、新人23人。このうち女性は10人。候補者数は2015年の前回県議選より2人増えたが、戦後最少だった前回に次いで2番目に少ない。

 栗東市、湖南市、高島市の3選挙区では立候補者数が定数と同数となっており、無投票になる見通し。

 党派別の公認は自民党22人、立憲民主党5人、地域政党チームしが9人、共産党7人、公明党2人。無所属は16人。

 県議会最大会派の自民は推薦を含む29人を立てて現有22議席を伸ばし、8年ぶりの過半数獲得を目指す。昨年6月の県知事選では、前回対立候補を立てて敗れた三日月大造氏の支援に回り、16年ぶりに「知事与党」として臨む。

 チームしがは、旧民進党が立民と国民民主党に分裂し、無所属を含め三つの勢力に分かれた。立民は現職2人、元職1人、新人2人を擁立。国民はチームしが公認ら8人を推薦した。両党県連はそれぞれの候補者を相互に推薦し、「共闘」姿勢を打ち出す。

 現有3議席の共産党は、県議会で代表質問権を得る「5議席以上」を目標にする。公明党は大津市選挙区の2議席の維持を狙う。