来月24日の本番に向け、大神輿の巡行「御神幸」のリハーサルをする國分神輿会のメンバー(京都府宮津市大垣)

来月24日の本番に向け、大神輿の巡行「御神幸」のリハーサルをする國分神輿会のメンバー(京都府宮津市大垣)

 京都府宮津市大垣の籠神社周辺でこのほど、来月24日に営まれる「葵祭」で約60年ぶりに復活する大神輿(みこし)の巡行「御神幸」のリハーサルがあった。担ぎ手たちが威勢の良い掛け声を響かせながら力強く練り歩き、本番に向けて気を引き締めた。

 大神輿の巡行は担ぎ手不足などを背景に途絶えていたが、同神社が鎮座1300年の節目に行われる葵祭に合わせて復活させてほしいと巡行を担っていた地元の国分地区に依頼。住民有志が立ち上がり、神輿に漆を塗ったり担ぎ棒を新調したりして準備を進めてきた。

 リハーサルでは神輿の飾り付けなどを行った後、当日のルート約1キロを巡行した。白装束の男衆たち約50人は約1・5トンあるという神輿の重量に歯を食いしばりながら「ヨッサ、ヨッサ」という掛け声とともに進んだ。

 同地区の住民らでつくる「國分神輿会」の加藤邦男会長(73)は「初めて神輿を担ぐ人が半数だったが、思った以上に一体となっていた。本番も成功できると信じている」と見守った。