住民らが作った周山城の立て看板。天守や石垣、瓦など織豊期の特徴を持つことが説明されている(京都市右京区京北周山町)=周山城址を守る会提供

住民らが作った周山城の立て看板。天守や石垣、瓦など織豊期の特徴を持つことが説明されている(京都市右京区京北周山町)=周山城址を守る会提供

 京都市右京区京北の周山城址を守る会は、戦国武将・明智光秀ゆかりの周山城跡に、構造の特徴や歴史などの説明を記した立て看板を設置した。


 周山城は、織田信長の命を受けた光秀が1579年ごろ丹波攻略に向けて築いた。天守台など約60カ所の城郭があり、安土城に匹敵する規模を誇る。

 立て看板は大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」や山城ブームで増えた登山客に役立ててもらおうと守る会が設置した。

 看板には、城跡に兵糧蔵などの生活の拠点となった場所に加え、虎口や登り石垣など防御に適した構造が見られるといった特徴や、茶人の津田宗及が茶会に招かれたと書物に記述があることなどを紹介している。

 守る会の栗山元伸会長(65)は「周山城は400年の歴史があり築城当時の石垣なども残る。ドラマで思わぬ光が当たったので、訪れた際に看板を参考にしてもらいたい」と話し