任天堂

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 任天堂は4日、スマートフォン向けゲームアプリ「白猫プロジェクト(PJ)」が自社の特許技術を侵害しているとして、運営会社のコロプラ(東京)に損害賠償を求めた訴訟について、今後のライセンス料を含む和解金を受け取ることで合意し、関連訴訟6件を取り下げると発表した。

 コロプラは同日、和解金33億円を支払う方針を明らかにした。同社は「訴訟を早期に解決すべきと判断した」(広報)としている。和解条件は非公表。ゲーム配信は継続する。

 白猫PJは、地図上でキャラクターを動かして戦うコロプラの主力ゲーム。任天堂は2017年末、タッチパネル上でジョイスティックを操作する技術などが特許を侵害しているとして、44億円の損害賠償と配信差し止めを求める訴えを東京地裁に起こした。

 コロプラは当初、「特許侵害の事実は一切ない」などとして争う姿勢だった。任天堂は今年4月、遅延損害金を含めて賠償請求額を約97億円に引き上げた。