京都市は4日、2020年度一般会計決算の概要を発表した。慢性的に厳しい財政状況の上に新型コロナウイルス禍の影響で市税収入が減少し、実質収支は3億円の赤字になった。赤字は09年度以来で11年ぶり。収支不足を穴埋めする特別の財源対策を除いた赤字額は過去最大の172億円に上った。歳入歳出はコロナ対策費のため、いずれも初めて1兆円を超えた。

 歳入総額は1兆817億円で前年度比40%増。市税収入は同3・1%減の2959億円で4年ぶりに減少した。企業業績の低下などで法人市民税が75億円減ったほか……