京都ホテルオークラ(京都市中京区)

京都ホテルオークラ(京都市中京区)

 京都ホテルは6日、日本政策投資銀行のファンドを通じ、事業運営資金10億円を調達すると発表した。新型コロナウイルス禍により収益が急低下する中、経営安定化を図る。

 議決権のない優先株を発行し、政投銀が飲食、宿泊事業者支援を目的に立ち上げたファンドを引受先とする第三者割当増資を行う。払込期日は9月末で、人件費や仕入れ資金に充当するという。同社は「厳しい環境を耐え抜き、事業の継続や長期的な成長を実現したい」としている。

 京都ホテルは、京都ホテルオークラ(京都市中京区)など2ホテルを運営。コロナ禍で宿泊や宴会の利用が激減し、2021年3月期決算(非連結)は、本業のもうけを示す営業損益が25億円超の赤字に転落した。