小林新太郎容疑者

小林新太郎容疑者

開田さんの遺体が見つかった市営住宅(7月17日、京都市西京区)

開田さんの遺体が見つかった市営住宅(7月17日、京都市西京区)

容疑者の逮捕について会見する仲川琢也捜査1課長(京都市西京区・西京署)

容疑者の逮捕について会見する仲川琢也捜査1課長(京都市西京区・西京署)

 京都市西京区樫原の市営住宅で7月、住人開田(ひらきだ)隆弘さん(80)の遺体が見つかった殺人事件で、京都府警捜査本部(西京署)は10日夜、強盗殺人と住居侵入の疑いで、市営住宅の同じ階に住む無職小林新太郎容疑者(48)を逮捕した、と発表した。

 捜査本部は、小林容疑者の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は7月12日ごろ、西京区樫原岡南ノ庄の市営住宅4階にある開田さん宅に侵入し、開田さんの首を刃物で突き刺すなどして殺害し、現金約8万円やカード類が入った財布を奪った疑い。

 捜査本部の説明では、遺体には首や体に刃物で刺されたとみられる複数の傷があり、死因は出血性ショックだった。

 遺体が見つかったのは7月16日夜。1人暮らしをしていた開田さん宅のポストに数日分の郵便物がたまっており、不審に思った近隣住民が西京署に通報した。玄関には鍵が掛かり、室内に荒らされた形跡はなく、現金約50万円が残されていたという。

 小林容疑者と同じ棟に住む70代の女性は「容疑者が逮捕されたのはよかったけど、同じ団地の人だったのは残念で本当にショック」と声を絞り出した。