店先で涼しげな音色を響かせている「おりん」の風鈴(京都市下京区)

店先で涼しげな音色を響かせている「おりん」の風鈴(京都市下京区)

 西本願寺(京都市下京区)の門前町で、仏具の「おりん」を活用した風鈴が店や住宅の軒先で涼しげな音を響かせている。普通の風鈴よりも音の響きが長く、酷暑の街に一服の涼を運んでいる。

 植柳学区の住民でつくる「植柳まちづくりプロジェクトチーム」が、夏の風物詩として10年以上前から続けている。地域の仏具店から譲り受けたおりんに、念珠店が提供した念珠の玉を取り付けた。

 おりんの口が広すぎると玉が届きにくいといい、試行錯誤を重ねた末に直径約7センチのものが定着。約100個が8月末までつるされている。プロジェクトチームの宇佐美直八代表は「仏教関連の店が並ぶ地域ならではの音色。少しでも涼しさを感じてもらえたらうれしい」と話している。