■錦湯 「たまこまーけっと」

アニメ「たまこまーけっと」((c)京都アニメーション/うさぎ山商店街)作中にも描かれている錦湯の番台。のれんをくぐったファンはアニメと同じ光景に驚くという(10月11日、京都市

 「作品の世界に来たみたい」。2013年放映の「たまこまーけっと」に登場する銭湯のモデルとされる、錦湯(京都市中京区)を訪れたファンが寄せ書きノートに残したメッセージだ。
 ノートは、放映開始に合わせて「交流用に」とファンが置いていったという。店主の長谷川泰雄さん(72)は、ファンに求められ一緒に写真に納まるなど、ささやかな交流もあった。
 錦湯は1927年創業の町家造り。作品では主人公が通うシーンで登場し、建物や脱衣所の籠など、レトロな風情が丁寧に再現されている。訪れたファンはその仕事ぶりに驚くという。
 ブームは近年、落ち着きを見せていたが、事件後にファンの姿が再び目立つようになったという。以前と違うのは、仲間と小声で作品の話をし、静かに帰って行く。「あれだけの事件やったから…」と、今は静かに見守っている。

■京阪石山坂本線・穴太駅 「中二病でも恋がしたい!」

「中二病でも恋がしたい!戀(れん)」のオリジナルサウンドトラックのCDジャケット=写真右=と、京阪石山坂本線穴太駅近くの風景

  京アニ作品では、スタッフのロケハンによって、実際の風景を忠実に描いている。ファンの間で「中二病でも恋がしたい!戀(れん)」のオリジナルサウンドトラックのCDジャケットは、大津市の京阪石山坂本線穴太駅近くの風景の再現だとされ、圧倒的な画力を物語っている。