だるまちゃんの原画などが並んだ「かこさとしの世界展」(京都市下京区・大丸ミュージアム京都)

だるまちゃんの原画などが並んだ「かこさとしの世界展」(京都市下京区・大丸ミュージアム京都)

 「だるまちゃん」「からすのパンやさん」シリーズで知られる絵本作家かこさとしさんの軌跡をたどる展覧会(京都新聞主催)が30日、京都市下京区の大丸ミュージアム京都で始まった。

 かこさんは昨年5月、92歳で亡くなるまでに600冊を超える作品を生み出した。

 会場には原画や下絵、資料など約150点を展示した。「だるまちゃん」シリーズでは全11作品の原画や下絵がそろった。温かな作風で、晩年のシリーズでは東日本大震災や戦中戦後から続く沖縄の問題を受け、鎮魂や平和を願うメッセージが込められているという。また京都特別展示として、「こどもの行事しぜんと生活」に登場した祇園祭や壬生狂言の原画も飾った。

 親子3代で訪れた人の姿もあり、時代を超えて愛されるキャラクターや作品に見入っていた。18日まで。有料。