新国立競技場のオープニングイベント出場者を紹介する主催者(東京都港区)

新国立競技場のオープニングイベント出場者を紹介する主催者(東京都港区)

 12月21日に行われる東京・新国立競技場のオープニングイベントに、男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀選手(日本生命、洛南高-東洋大出、滋賀県彦根市出身)や同世界記録を持つウサイン・ボルトさんら五輪・パラリンピックの国内外のトップスプリンター18人が参加することを30日、主催者が発表した。障害の有無や性別に関係なく「日本代表」と「世界選抜」を結成し、リレーで対決する。
 ボルトさんは来日して同競技場を走るが、他選手は米国やフランスの競技場を走る予定。NTTのリアルタイム同期通信技術を用いて中継でつなぎ、国境を越えた「ONE RACE(ワンレース)」を目指す。日本選手は女子短距離の福島千里選手(セイコー)や、車いす・義足のパラリンピアン、海外はパラリンピック金メダリストらが名を連ねる。距離や走る順番、ルールなど詳細は当日発表するという。
 東京都内で会見した日本スポーツ振興センター(JSC)の今泉柔剛理事は「本来なら一つのチームでレースをしない人たちが競い合う。(人類は一つになるという)国立競技場のコンセプトを体現した」と語った。桐生選手は「ワクワクしている。東京五輪に向けて選手・お客さんが一体となり盛り上がるよう、バトンとともにみんなの気持ちをつないでいきたい」とコメントした。