表の数字の単位は百万円

表の数字の単位は百万円

 王将フードサービスが30日に発表した2019年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比4・2%増の425億円、純利益が同6・1%増の27億円と、共に過去最高額での増収増益となった。生産性の向上や、スタンプキャンペーンなどの販売促進策が奏功し、来店客の増加につながった。

 人件費の増加など取り巻く環境は依然厳しいが、食材の原価率改善や水道光熱費の無駄を削るなどコストカットを徹底。社内の教育機関「王将大学」「王将調理道場」での社員教育による原材料やシフトの管理能力向上が店舗運営の効率化につながったという。

 猛暑を受けて実施した生ビールキャンペーンは予想を上回る売り上げで、積極的な販売促進策が来店客数の増加に貢献。10月の消費増税以降は、軽減税率が適用されるテークアウトの普及に注力して利用も増えるなど、増税の影響は限定的とみて、下期の増収増益予想は据え置いた。

 大阪市内で記者会見した渡辺直人社長は「長雨や豪雨による客足への悪影響など環境は厳しかったが、人材戦略や販売戦略の徹底が好業績につながった」と述べた。