【資料写真】猟犬を伴って、シカを追うハンターら(滋賀県多賀町)

【資料写真】猟犬を伴って、シカを追うハンターら(滋賀県多賀町)

 滋賀県内でニホンジカとイノシシの狩猟が11月1日、解禁される。深刻化する農作物や樹木の食害を受け、3年連続で解禁日を半月前倒しした上、狩猟期間を来年3月15日まで延長する。マガモやキツネなどその他の狩猟期間は11月15日から来年2月15日まで。
 有害鳥獣による農作物被害額は近年、ピーク時(2011年)の4分の1に当たる1億1千万円程度で推移している。人工林の食害もピーク時(12年)の被害面積から半減し、昨年度は約140ヘクタールにとどまった。
 県内では、野生イノシシ4頭への豚コレラ感染が確認されているが、県は「狩猟による捕獲圧力も強めたい」として狩猟制限は実施しない。ニホンジカについては狩猟を含め年間1万9千頭の捕獲目標を掲げており、県は約3千頭の狩猟捕獲を期待している。
 狩猟者登録数は県内外で約1700人を見込む。