滋賀県は新年度から、毎年8月15日に東京で開かれる「全国戦没者追悼式」に参列する遺族の募集範囲を広げる。戦没者のおい、めいを新たに対象とするほか、戦没者の子や兄弟姉妹の配偶者も無条件で参列できるようにする。

 県内の戦没者は約3万2千人とされ、追悼式には1952年の第1回以降、県内の遺族延べ5500人が参列した。公費補助による参列は戦没者1人につき原則1回としており、昨年は県遺族会とともに87人を募集したが、参列者は44人にとどまった。

 県の募集基準ではこれまで、戦没者の子や兄弟姉妹の配偶者は、亡くなった子や兄弟姉妹に代わって墓の管理をしている場合などに限っていたが、新年度から条件をなくす。戦没者の配偶者や子、父母、孫、兄弟姉妹、ひ孫と同様、式典参加のための交通費や宿泊費の補助対象になる。