昨夏の五山送り火で、火床6点にだけともされた大文字(2020年8月16日夜、京都市内)

昨夏の五山送り火で、火床6点にだけともされた大文字(2020年8月16日夜、京都市内)

 お盆に迎えた先祖の霊を送る伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内で営まれる。点火の時刻は例年通り、午後8時から順次点火を予定する。一方、各山で火をともす個数は昨年と同じく1~6カ所にとどめ、新型コロナウイルス禍に伴い、規模を大幅に縮小する。

 点火は午後8時、「大文字」(左京区・如意ケ嶽)から始める。同5分に「妙法」(同・松ケ崎西山、同東山)、同10分に「船形」(北区・船山)、同15分に「左大文字」(同・大北山)、同20分に「鳥居形」(右京区・曼荼羅(まんだら)山)が続く。ただ、雨天や強風により、点火時刻を変更する場合もある。

 京都五山送り火連合会(事務局・京都市文化財保護課)は「お盆の大切な伝統行事だが、コロナ対策で例年と異なる形で執り行う。密集や密接を避けるため、自宅などでテレビや連合会ウェブサイトの中継を通じて見守ってほしい」と呼びかけている。

 市などは16日午後1時半から、市民向けに情報提供するテレホンサービス0180(991)153を開設する。