薄紅のはねず色の小袖をまとい踊りを披露する子どもたち(京都市山科区・隨心院)

薄紅のはねず色の小袖をまとい踊りを披露する子どもたち(京都市山科区・隨心院)

 小野小町の伝説にちなんだ「はねず踊り」が31日、京都市山科区の隨心院で開かれた。薄紅色を意味する「はねず色」の小袖をまとった子どもたちが、愛らしい踊りを披露した。

 はねず踊りは、深草少将が小町を慕い、小野の里に通い詰めた悲恋の伝説にちなむ。大正時代に廃れたが、1973年に地元有志が復興した。毎年、梅の花が咲くころに小町ゆかりの同寺で開かれている。

 この日は、地元の小学4~6年生15人が、境内に設けられた舞台に、花がさと薄紅色の小袖を身につけて登場。伝説を基にしたわらべ歌に合わせ、かれんに舞った。参加した小野小6年平野凛さん(12)は「全員で合わせて踊るのが難しかった」、同6年戸井千尋さん(12)は「きれいな色の着物がうれしかった」と話していた。