
<旬の献立を探しに 小平泰子>
塩は一切使わず、昆布とカキの味わいだけでいただく酒蒸しです。もちろん、お好みでポン酢につけたり、ゆずの果汁を搾っても。
【材料】(2人分)
九条ねぎ 2本
カキ 6個
昆布(10センチ×15センチ) 1枚
日本酒 100cc
【作り方】
(1)ふた付きの鍋に日本酒、昆布を入れ、戻るまで置く。
(2)カキはたっぷりの水の中でふり洗いし、水気を切る。九条ねぎは根を落とし、端から斜めに薄切りにする。
(3)カキを昆布の上に並べ、空いたところに九条ねぎを入れ、ふたをして火にかける。沸騰したら火を弱めて3~5分ほど蒸し、汁ごと器に盛る。
◆小平泰子 こひら・やすこ 1977年京都市生まれ。旬の食材を使い、和食にとらわれず、食材の組み合わせの面白さを提案したレシピを考案。中京区烏丸三条と東京・日本橋で料理教室を開く。近著に「季節の野菜と果物でかんたんおつまみ」がある。インスタグラムはyasukokohiragokan