遊具に除菌剤を吹きかける古波蔵さん(京都市右京区太秦・このしま保育園)

遊具に除菌剤を吹きかける古波蔵さん(京都市右京区太秦・このしま保育園)

 子どもたちの新型コロナウイルス感染を予防しようと、京都市下京区に支社のある塗装業者が、府内の保育園や幼稚園を対象に、無償で手すりや遊具を除菌・抗菌加工する活動を始めた。「費用面であきらめている園を支援したい」と話す。

 塗装会社「コバック」(本社・兵庫県芦屋市)。きっかけは、代表取締役古波蔵正義さん(67)が、全国の塗装・塗料業者約400団体でつくる「除菌隊」の活動を知ったこと。隊は昨春から保育園や幼稚園計30カ所以上で除菌・抗菌加工をボランティアで手掛けているが、府内に参加業者はなかった。「京都でも広めたい」と隊への参加を決めた。

 初活動の7月30日には、右京区太秦の「このしま保育園」で実施。会社スタッフ8人が約1時間半かけ、ゴムボールや積み木、床や手すりに薬剤を吹き掛けていった。作業には、園の職員5人も参加し、神服美代子園長は「子どもたちの安心につながるので、ありがたい」と話した。

 古波蔵さんは「塗装業者ならではの支援方法で、子どもたちが快適に過ごせる環境を広げていきたい」と話す。