新型コロナウイルス禍で、京都府内の学者らが動画投稿サイトで配信している“講義”が人気を集めている。学生だけでなく一般向けに公開しているのが特徴で、その内容はまさに十人十色。手作り感満載の演出で多くの視聴者に親しまれている佐々木閑(しずか)・花園大教授(インド仏教学)にコミュニケーションの新たな可能性について聞いた。
―ユーチューブのチャンネル登録者数が7千人を超えた。
「想定外の反響に驚いている。昨年4月に大学の授業がオンライン形式に変わったことがきっかけで始めた。人の生き死にを考える仏教は年齢を重ねるほど関心が高まるテーマなので、最初から広く公開しようと決めていた。年配や海外の方にもよく見ていただいているようだ」
―流ちょうな語り口と手作りのフリップで仏教の世界に引き込まれる。
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