マルシェに出品されるネコ柄のポーチやぬいぐるみなど(京都市西京区)

マルシェに出品されるネコ柄のポーチやぬいぐるみなど(京都市西京区)

 ネコをモチーフにした手作り雑貨などを販売し、保護ネコ活動につなげる「竹猫姫マルシェ&相談会」が22日、京都府向日市寺戸町の市観光交流センター「まちてらすMUKO」で開かれる。売り上げの2割が餌代や避妊手術の費用などに充てられる。主催者は「ネコの命をどう守るか考えるきっかけを発信できたら」と思いを込める。 

 マルシェには同市内や東京、静岡などで活動している手作り作家が出品する。ネコの口元がデザインされたマスクやネコ柄のポーチ、羊毛フェルトで作られたぬいぐるみのほか、ヘアゴムやブレスレットなどが並ぶ。

 作家で保護ネコのミルクボランティアなどにも参加する勝山葉知美(よしみ)さん(47)=大阪市=は、「ネコのために物作りをしたい」との思いから手作りのアクセサリーなどを出品している。ミルクボランティアは、保護された生まれて間もない子猫3、4匹を預かり、付きっきりでミルクを与え、世話をする。

 「子猫がいるから保護してほしい」などの問い合わせが増えているという。「弱っている子猫を何とか助けたくても、腕の中で死んでしまう子もいる。ボランティアに届けたら『いいことをした』と満足するのではなく、命のバトンをつなぐために懸命に世話をし、時に涙を流しながら活動している人もいることを知ってほしい」と思いを語った。

 隅田悦子さん(64)=向日市寺戸町=は、4月に同マルシェを主催する「竹取り猫姫の会」を設立した。これまでに譲渡したネコは40匹を超え、現在も約30匹が里親を待っている。同会を設立後、ネコの保護依頼がひっきりなしに来る状態が続き、「預かりさん」と呼ばれるボランティアが追いつかないという。ミルク代やトイレの砂代などは全て自腹。1人で20匹を抱えている「預かりさん」もいる。隅田さんは「たった100円でも救える命がある。作家さんの小さな命への思いが込められている作品を手に取ってみてほしい」と話した。

 マルシェは午前10時~午後5時。