単位は100万円。▲は減

単位は100万円。▲は減

 ワコールホールディングス(HD)が31日発表した2019年9月中間連結決算(米国会計基準)は、税引前利益が前年同期比42・8%減の93億円だった。売上高は横ばいだったが、前年同期に計上した株式評価益の反動で、大幅減益になった。
 売上高は0・4%減の1014億円。国内事業は、消費増税前の駆け込み需要が寄与して3%増。7月に買収した米国下着販売会社の売り上げが上乗せされたが、海外は米国百貨店やタイの材料会社の苦戦と為替換算の影響で5%の減収となった。
 利益面では、海外は買収した下着販売会社の営業損失や買収にかかる一時費用が響いたものの、国内は増収効果により伸長し、営業利益は5・6%増。株価変動による株式評価損は9億円。株式評価損を除いた純利益は3・4%減の102億円とする。中間配当は創業70周年の記念配当4円を上乗せし、1株40円に増配方針。
 20年3月期は、子会社の減損損失で大幅減益となった前期の反動で大幅増益を見込む。