【写真左】3月の琉球戦で得点源となった滋賀のダーラム(5)=ウカルちゃんアリーナ【写真右】チームの大黒柱として活躍する京都のマブンガ(中央)=ハンナリーズアリーナ

【写真左】3月の琉球戦で得点源となった滋賀のダーラム(5)=ウカルちゃんアリーナ【写真右】チームの大黒柱として活躍する京都のマブンガ(中央)=ハンナリーズアリーナ

 男子のバスケットボール・Bリーグ1部は残り8試合と最終盤を迎え、「京滋ダービー」の2試合を3日にハンナリーズアリーナ、10日にウカルちゃんアリーナで行う。

 28勝24敗で西地区2位の京都は、2季連続のチャンピオンシップ(CS)進出へ着実に歩みを進める。14勝38敗の西地区5位の滋賀はシーズン終盤に調子を上げており、残留プレーオフ(PO)回避に望みをつなぐ。今季の両チームの対戦成績は京都の3勝1敗。

 ■京都

 京都は得点やアシストなど3項目で2桁をマークする「トリプルダブル」を通算7度達成したマブンガと、1試合平均24得点を誇るサイモンの外国人コンビの安定したプレーを軸に、西地区2位につける。

 一方でけが人も続出し、コンディション維持が大きなポイントとなる。司令塔の伊藤が3月中旬の試合で頭を打った影響で出場できず、主力選手の負担は増している。出場時間を増やしている1年目のガード岸田や、特別指定選手として加入した新戦力の玉木、鶴田にも期待がかかる。

 CSには各地区上位2チームとワイルドカードの上位2チームが進み、東地区1位の千葉など4チームはすでに進出が確定した。京都は西地区3位の名古屋とゲーム差が1と、油断はできない。

 ■滋賀

 滋賀は2月に新外国人のウォーカー、ダーラムが加入して以降、尻上がりに調子を上げている。3月初旬の京都との対決では2連敗を喫したが、その後は3連勝を含む6勝を挙げた。

 攻撃では身体能力の高い外国人2人がインサイドで相手ディフェンスを引き付け、高橋、狩野らのシュートが生きる場面が増えた。ディフェンスもチーム内で綿密にコミュニケーションをとり、試合の流れに合わせた素早い切り替えが可能になった。

 順位はリーグ全体で下から3番目と依然、厳しい状況だ。残留PO圏内を脱するには、現時点の順位では残り8試合で東地区5位の秋田(15勝37敗)を勝率で上回る必要がある。テーマに掲げる「残留力」を発揮できるか、正念場を迎えている。