雲海(奥)を背に記念撮影をする参加者たち=宮津市小田

雲海(奥)を背に記念撮影をする参加者たち=宮津市小田

ソバの茎や葉のあくを使ってこんにゃくを手作りする参加者たち(宮津市小田)

ソバの茎や葉のあくを使ってこんにゃくを手作りする参加者たち(宮津市小田)

 高齢化が進む京都府宮津市南部の上宮津地区で30、40代の住民たちがまちの魅力発信に力を入れている。「上宮津のファンを増やしたい」。地域の自然や文化、歴史を次世代に継承しようと活動している。

 住民グループ「上宮津21夢会議」の若手部会「ミライブ」。同地区を元気にしたいと昨年8月に立ち上げ、先月下旬には雲海を眺めたり刺身こんにゃくを手作りしたりするイベントを開いた。

 同市などをまたぐ大江山連峰であった「雲海カフェ」には家族連れら約20人が参加。山上の航空管制塔近くで眼下に広がる幻想的な光景に見入った。参加者からは「丹後にこんなスポットがあるとは」「誰でも気軽に楽しめて良い」と好評だった。

 また「上宮津の刺身こんにゃくを作って食べる会」では同地区でコンニャクイモを栽培する男性の指導で、約10人が伝統的な製法でこんにゃくを作った。混ぜる作業を何度も繰り返し、参加者たちは「こんなに手間がかかるなんて」と驚いていた。

 代表の関野祐さん(31)=同市喜多=は「今後も継続的に地域の良いところを発信していきたい。イベントが地域内外の人の交流の場になれば」と意気込んでいる。