京都府笠置町の潜没橋。車1台通るのがやっとという幅の狭さだ(京都府笠置町飛鳥路から有市方面を望む)

京都府笠置町の潜没橋。車1台通るのがやっとという幅の狭さだ(京都府笠置町飛鳥路から有市方面を望む)

 京都府笠置町で木津川にかかる潜没橋は正式名も「潜没橋」で、長さ100メートル、幅2.4メートルのコンクリート造り。木津川が増水すると、流れに隠れる潜没橋(沈下橋)。町道の一部となっている(元は農道)。同町有市と飛鳥路を結ぶ。

 京都府南山城村で木津川にかかる潜没橋は「南大河原潜没橋」が正式名で、花こう岩造りの長さ95.3メートル、幅3.6メートル。南山城村の南・北大河原を結び、愛称は「恋路橋」。初代の橋は丸太を並べただけの「流れ橋」。戦後間もなく架かったが、流失を繰り返した。1953年の「二八水害」後、初めてコンクリート橋となったが、59年の伊勢湾台風で橋の一部が落ち、3年後完成したのが現在の橋だという。

 改正河川法に基づく1976年の政令で、潜没橋は計画高水位以下の水位の洪水の流下を妨げるなどとして、新規設置ができなくなった。