滋賀県庁(大津市)

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 千葉県野田市で小学4年の女児が死亡した事件を受けて全国で実施された児童虐待の緊急安全確認で、滋賀県は2日、県内の結果を公表した。虐待の可能性があるとして県子ども家庭相談センター(児童相談所)や警察などと情報共有した子どもの数は191人だった。

 調査対象は、2月1~14日に登校、登園していない子ども。県内2284人について教諭や市町職員らが家庭訪問し、虐待の有無を確認した。

 本人と面会できたのは2092人で、うち64人を顔のあざや服の汚れなどから「虐待リスクあり」と判断、児相などに連絡した。面会できなかった192人については、長期の不登校など事情の分かるケースを除く127人を虐待の恐れがあると判断した。

 191人の内訳は、中学生が最も多く96人、小学生52人、保育園児13人、高校生9人など。

 乳幼児検診の未受診や未就園の子どもについては、先月28日に国が、県内で子ども6人の安全が未確認(3月1日時点)と発表していたが、その後の追加調査で安全を確認できたという。

 過去に虐待を受け、児相が在宅指導している子ども231人については全員と面会し、親からの虐待が再発していないことを確認したという。