京都ゆかりの日本画家が扇面に動植物画や人物画を描いた扇子展(京都市中京区・宮脇賣扇庵)

京都ゆかりの日本画家が扇面に動植物画や人物画を描いた扇子展(京都市中京区・宮脇賣扇庵)

 扇子の老舗「宮脇賣扇庵(ばいせんあん)」(京都市中京区)で、京都ゆかりの日本画家による扇子展が開かれている。若手を中心に12人が出品、動植物や人物などがみずみずしい感性で扇面に表現されている。

 同店は明治時代に富岡鉄斎や竹内栖鳳といった画家と交流があり、扇面に描かれた作品が今も天井画として残されている。歴史を踏まえ、現代の作家と新たな交流を築きつつ作品発表の場を提供しようと初めて企画した。

 本店2階の会場には、金魚やイシガメを優しい雰囲気で描いた作品、ケイトウやアジサイといった季節の花を独自の個性で描いた作品など約50点が並ぶ。

 「扇骨(せんこつ)」と呼ばれる骨組みの大きさや形もさまざまで、南忠政社長は「扇骨と作品の組み合わせにもこだわりがある。普段見る日本画との違いを楽しんでほしい」と話している。

 30日まで。午前10時~午後7時(最終日は午後4時まで)。見学無料。