京都府警本部

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 京都府警は2018年の犯罪発生状況をまとめた。刑法犯認知件数は1万6821件(前年比9・6%減)となり、統計が残る1946年以降で最少を更新した。特殊詐欺は257件(同21%減)で、被害額は約5億7600万円(同27%減)といずれも大幅に減った。

 ほかに認知件数の減り幅が目立つのは、自転車盗4241件(同10・7%減)、オートバイ盗615件(同12・4%減)。ともに府警が近年、重点課題に挙げており、中高生や大学生に対する施錠徹底の呼び掛けが奏功した。住宅侵入窃盗は422件(同19%減)、ひったくりは74件(同29・5%減)だった。一方、車上狙いは1122件(同10%増)で、施錠の有無に関係なく被害に遭うケースが多かった。

 凶悪犯罪は、殺人(未遂を含む)が前年より4件増の15件、強盗は23件減の23件だった。

 特殊詐欺は、府警と金融機関、病院などとの間で被害抑止の連携が進み、被害額も前年から約2億1千万円減った。被害者の8割超は65歳以上で、自宅を訪れる犯人にキャッシュカードを手渡し、現金をだまし取られる事例が目立った。

 府警犯罪抑止対策室は「防犯ボランティアとの連携を積み重ねるなどし、犯罪を減らしていきたい」としている。