ヤノベケンジさん(右)と学生らが作った作品=京都市左京区・京都造形芸術大

ヤノベケンジさん(右)と学生らが作った作品=京都市左京区・京都造形芸術大

 延暦寺(大津市)一帯で2~4日に開かれる「照隅祭(しょうぐうさい)」で京都造形芸術大教授の現代美術作家ヤノベケンジさん(53)と同大学の学生がこま犬や獅子をモチーフにした作品を展示している。世界平和や自然、生命との共生への思いを込めている。
 照隅祭は、天台宗の「一隅を照らす運動」の発足50周年を記念して開催。期間中に西塔地域の通称「にない堂」に配置する作品は一対で、それぞれ高さ約3メートル。黒い体に赤い目を見開いた姿で、地球環境の悪化や紛争などから世界を守る「守護獣」を表している。また、同祭の「照らす」に着想を得て直径約2メートルの京提灯を設置した「茶室」も展示する。
 京都造形芸術大2年大野裕和さん(19)は「アートが延暦寺という空間でどう見えるか、楽しみだ」と話している。