シナプス・クリエーションズの新店舗。中にはカフェスペースがあるほか、本業の計数機を4台展示し、メーカーや商社の担当者が触れられる場にもしている(綾部市西町2丁目・西町アイタウン)

シナプス・クリエーションズの新店舗。中にはカフェスペースがあるほか、本業の計数機を4台展示し、メーカーや商社の担当者が触れられる場にもしている(綾部市西町2丁目・西町アイタウン)

 京都府綾部市が商店街「西町アイタウン」(同市西町)で取り組む「空き店舗活用支援事業」が条件を緩和して再スタートしている。1日には2年ぶりに新規出店があり、本年度中に出店者をもう1軒募集している。

 事業は、空き店舗に集客施設を新規出店する事業者に、家賃を最大で月4万円、原則2年間補助するなどする。2016年度から始めたが、当初は「創業」が条件で、3年間で17年度の1店舗しか実績が無かった。

 市は、既存の事業者でも応募しやすい「新規出店」に条件を本年度から緩和。画像処理機器メーカー「シナプス・クリエーションズ」(本社・同市青野町)が1日、西町アイタウンの空き店舗に出店した。

 同社は計数機の開発・製造・販売などが本業で主な顧客は全国の製造業だが、新店舗では、新ビジネスとして模索するコーヒー豆販売のカフェスペースを1階に設け、買い物客が気軽に立ち寄るスポットにしている。

 同社の足立和博社長(69)は「将来的には新店舗の2階にも人が交流できるスペースを設け、さまざまな出会いを通じて地域で新しいビジネスを模索してゆきたい」と話している。

 空き店舗活用支援事業は、市が綾部商工会議所に委託して実施しており、西町アイタウンの空き店舗への出店者を募っている。問い合わせは同会議所中小企業相談課0773(42)0701。