フグ像を前に「祭文」を読み上げる亀井理事長(京都市東山区・霊山観音)

フグ像を前に「祭文」を読み上げる亀井理事長(京都市東山区・霊山観音)

 京都府内のふぐ調理師や料理店などでつくる京都ふぐ組合は3日、フグをはじめとする魚介類を慰霊する「ふぐ供養祭」を京都市東山区の霊山観音で営んだ。料理店主や全国ふぐ連盟の関係者ら約80人が参列し、命の恵みに感謝した。

 府ふぐ組合が毎年4月第一週に開いており、今年で65回目。境内奥にある「ふぐ塚」の前に設けられた特設の祭壇に大小2つのフグ像が置かれ、僧侶の読経が響く中、参列者が焼香した。

 桜咲く境内に冷たい風が吹き抜ける中、組合の亀井一洋理事長(68)が「慰霊と感謝を忘れず、これからもフグ中毒を起こさないことを誓う」とあいさつした。