商業施設に再開発される集合住宅。1階には「イオン東山二条店」が入っている(京都市左京区)

商業施設に再開発される集合住宅。1階には「イオン東山二条店」が入っている(京都市左京区)

1968年のオープン時の「シロ東山二条店」

1968年のオープン時の「シロ東山二条店」

 不動産開発の近畿建物(京都市左京区)は8月26日、食品スーパー「イオン東山二条店」が入る左京区の集合住宅を商業施設に再開発する方針を明らかにした。2024年の開業を目指す。同店は、イオンがジャスコ時代から引き継いでいる店の中で最も古く、地元にも親しまれているため商業施設完成後は核テナントとして再出店する。

 集合住宅は、10階建てで、近畿建物と日本住宅公団=現都市再生機構(UR)=が1968年に建設した。現在は近畿建物が引き継いだ。耐震性に課題があり、再開発を決めた。

 同店は1階部分に入居し、イオンの前身のスーパー「シロ」の店舗として同年に営業を開始した。店舗面積は約1300平方メートルで、食品を中心に日用雑貨も扱う。

 スーパーの再編に伴い70年ごろにジャスコ東山二条店に屋号を変更した。その後、ジャスコがイオンに改称し、2011年に現在の店名になった。集合住宅の入居者ら地域住民に長年親しまれてきた。

 同店は10月1日から一時休業する。イオンリテールは「イオンの歴史を物語る店舗の一つで、一時休業は心苦しいが、営業再開後にはまたご愛顧いただきたい」と話している。