生徒たちが1年半ほどかけて育成した養殖トラフグ「丹後のトラさん」(京都府宮津市上司・海洋高)

生徒たちが1年半ほどかけて育成した養殖トラフグ「丹後のトラさん」(京都府宮津市上司・海洋高)

 海洋高(京都府宮津市上司)で養殖するトラフグ「丹後のトラさん」が1日、今シーズン初の出荷を迎えた。平均的に体が大きく傷が少ない「過去最高の出来」といい、来年3月までに過去最多の約300匹を販売する。
 10年以上前から続く取り組み。昨春、約2センチの稚魚400匹を購入し、栽培環境コースの3年生16人が、フグ同士で傷つけ合わないための「歯切り」を施すなど1年半かけて世話した。
 この日、生徒たちは約35センチ、約1キロに育ったフグを水槽から網ですくい、府北部の3料理店に計8匹を売り渡した。生徒は「苦労も多かったが、過去一番の大きさになってうれしい。高校生が作ったと知ってほしい」と話した。