音声翻訳機に表示されたヒラギノフォント

音声翻訳機に表示されたヒラギノフォント

 SCREENホールディングス子会社のSCREENグラフィックソリューションズ(京都市上京区)は、独自開発の書体「ヒラギノフォント」が、携帯型の音声通訳機「ポケトーク」に採用されたとこのほど発表した。東京五輪や大阪での万博に向けて案内板などでも採用が増えており、多言語のフォント開発も検討する。

 ヒラギノフォントは1993年発売で、京都市北区の柊野にちなんで名付けられた。文字の空白部分を均一に調整し、小さい文字でも読みやすいのが特長という。

 採用されたのは、ソフトウエア開発のソースネクスト(東京)が昨年9月に発売した最新版「ポケトークW」の日本語表示フォント。デザイン性や視認性に加え、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」で使われ、親しまれていると評価された。

 同フォントは日本語と中国語があり、高速道路の標識や家電、案内板などで広く使われている。今後は、東京五輪に向けて多言語フォントに加え、さまざまな場所での利用提案もしていく。