静かにたたずむ2羽のコウノトリ(南丹市八木町の池)

静かにたたずむ2羽のコウノトリ(南丹市八木町の池)

 国の特別天然記念物のコウノトリがこのほど、京都府の口丹波地域の水辺に相次いで姿を現し、話題を呼んでいる。南丹市八木町の池では2羽がたたずむ姿が見られ、亀岡市北部の池周辺では7羽が同時に目撃されている。
 兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)に確認したところ、同町の2羽は足の識別リングから同公園が2017年に放鳥した個体だった。口丹波では、9月下旬に亀岡市北部で4羽が目撃されている。同公園によると、同町の2羽は別の個体という。
 10月30日朝、同町で2羽を目撃した会社員上嶋祐一さん(47)=京都市西京区=は「気になって近づいたら、コウノトリだったのでびっくりした」と話していた。
 市民組織「日本コウノトリの会」理事の八木昭さん(75)=亀岡市大井町=は同28日、亀岡市北部の池で先の4羽を含む7羽が並んでいるのを確認し、識別リングなどから「その2羽も7羽の中にいた」とする。飛来について八木さんは「口丹波には豊岡に似た自然があるからではないか」とみている。