ノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰さん(10月17日、京都市左京区・京都大芝蘭会館)

ノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰さん(10月17日、京都市左京区・京都大芝蘭会館)

  京都府は1日、ノーベル化学賞の受賞が決まった京都大工学部出身で旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)に府特別栄誉賞を贈ると発表した。近く授与式を開催する。


 吉野氏が開発した高性能のリチウムイオン電池は、携帯電話やノートパソコンのバッテリーなどに使われ、生活に不可欠となっている。西脇隆俊知事は記者会見で、「脱炭素社会に向けても大きな役割を果たされている。京都への思いも寄せられており、府民に広く希望や勇気を与えていただいた」と話した。
 府特別栄誉賞は京都にゆかりの深いノーベル賞受賞者に贈っている。これまでに化学賞の田中耕一・島津製作所シニアフェローや医学生理学賞の本庶佑・京大特別教授ら5人が受賞している。