竹井区の住民が復活させた胎金寺山の山頂付近からの眺望(南丹市園部町)

竹井区の住民が復活させた胎金寺山の山頂付近からの眺望(南丹市園部町)

 京都府南丹市園部町竹井区の住民たちが、地元の胎金寺(たいこんじ)山(423・5メートル)の頂上付近を整備し、集落や山並みを望める眺めを復活させた。「令和」に改元される5月1日に記念の登山イベントを企画し、今後、地域内外から多くの来訪者を迎えたいとしている。

 胎金寺山は、麓の摩気神社(園部町竹井)にかつてあった寺が名前の由来。夏には山頂のお堂で護摩法要も営まれるが、周りを木々が覆っていたため、地元の農業山村常雄さん(69)が40年前に見た眺望を取り戻そうと呼び掛けた。

 集まった住民有志約20人が、昨年8月から3回にわたって山頂付近に生い茂った木々を伐採したり、登山道の倒木を片付けたりした。視界が開け、地元の集落だけでなく園部町の市街地や亀岡市方面の美しい山並みを望めるようになった。

 登山会は1日午前9時半に同神社駐車場に集合。巨木「口の天狗(てんぐ)杉」を見学しながら約1時間かけて登る。登頂者には神社宮司による登山証明書が発行される。参加無料。

 登山会発起人の小寺誠さん(69)は「新しい時代の幕開けともに古里の名所をPRしていきたい」と話している。問い合わせは小寺さん090(1673)5663。