7月下旬、せみしぐれが降る中、京都府亀岡市の小学校で1学期の終業式があった。たん吸引の医療的ケアが必要な1年生西山真琴さん(6)は、特別支援学級で初めての通知表や宿題を受け取った。

 担任は入学からの4カ月を振り返りながら、黒板から短くなったチョークを数本取り出し、手のひらに乗せて真琴さんに見せた。「ご飯、おかず、おみそ汁、初めはそれぞれこれぐらいの量だった。給食をしっかり食べられるように頑張りました」

 飲み込む力が弱く、保育所の頃は食べ終わるのに1時間ほどかかっていた給食は、真琴さんや両親にとって一番の心配事だった。学校生活への慣れもあり、1学期の終わりには少し量を減らせば周りと同じ時間に食器を下げられるようになった。

 「今は食べるのにも自信がある」と元気に応じた真琴さんに、担任は…