立命館守山高の生徒らがトルコの高校生と共同で制作した国際交流壁画。互いの国の文化を紹介している(守山市三宅町・市民ホール)

立命館守山高の生徒らがトルコの高校生と共同で制作した国際交流壁画。互いの国の文化を紹介している(守山市三宅町・市民ホール)

 滋賀県守山市が東京パラリンピックのトルコ選手団のホストタウンになった縁で、立命館守山高の生徒がトルコの高校生と共同で取り組んでいた国際交流壁画が完成した。新型コロナウイルス禍で活動が制限される中、オンラインで交流を重ね、1年がかりで制作。環境や平和をテーマに互いの国の文化を紹介する内容になっており、近くの市民ホール(同市三宅町)に展示されている。5日まで。

 同高では、市の紹介でトルコのイスタンブールにあるキャルターネ・アナドル・リセセ高校とビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用して交流していた。その集大成として、昨春から美術部の生徒らが壁画の制作を始めた。

 だが、ほどなくしてコロナの影響で互いに休校に。秋になってようやくオンラインで交流が再開した。今年5月にトルコ側が半分描いた絵が届き、8月中旬に完成した。

 サイズは縦1・8メートル、横3・6メートル。左半分にトルコのカッパドキアやブルーモスク、民族衣装のカフタンを着た人たちやトルコチャイ、右半分に日本の富士山や金閣寺、七夕、桜などが描かれている。美術部部長の3年阿部瑞希さん(17)は「さまざまな壁があったが、力を合わせて完成させられてうれしい。自国の文化を愛し、他国の文化を理解する国境を越えた調和を感じてもらえたら」と話している。