芸術系大学の陶芸作家の作品との出合いを楽しむいけばなが並ぶ「華道京展」(4日午前10時35分、京都市下京区・大丸京都店)

芸術系大学の陶芸作家の作品との出合いを楽しむいけばなが並ぶ「華道京展」(4日午前10時35分、京都市下京区・大丸京都店)

 京都を拠点に活動するいけばな各流派が春を彩る「華道京展」(京都いけばな協会など主催)が4日、京都市下京区の大丸京都店で始まった。33流派232人が、現代に息づくのびやかないけばな作品を披露する。

 華道発祥の地、京都のいけばな文化を伝えるため1950年に始まり、70回の節目を迎えた。改元も間近に迫り、「始まりは今、華道」をテーマに、京都の芸術系4大学の新進陶芸作家33人の作品とともに、次の時代につながる新たな創造を目指した。

 ブラウン管をイメージさせるカラフルな作品や、水に浮かぶ軽やかな風船のようなもの、お地蔵様の塔など、大胆でオブジェ的な陶芸作品に、梅やロウバイの古木、ダリア、シャクヤクなど季節の花材が取り合わされ、豊かな命を吹き込んでいる。

 同協会の桑原仙溪会長は「人がつくったものには心が宿る。添えられた花の心との響き合いを感じてもらえれば」と話している。9日まで、有料。6日は午後5時半に閉場し、生け替える。