オタマジャクシとみられる餌を食べるコウノトリ(京都府南丹市八木町・文覚池)

オタマジャクシとみられる餌を食べるコウノトリ(京都府南丹市八木町・文覚池)

 国の特別天然記念物コウノトリが、京都府南丹市八木町室橋の文覚池周辺に5カ月ぶりに飛来した。関係者は喜びつつ、定着を願っている。

 8月29日に3~4歳の雄と雌の計2羽が文覚池にいるのを、日本コウノトリの会の八木昭理事らが確認した。過去にもしばしば来たカップルという。

 翌30日は新たに2歳の雄が姿を見せた。周辺では初めて確認された個体という。文覚池の近くに地元自治会が建てた営巣用の塔で羽を休めたり、池の中にくちばしを突っ込んで餌を探したりしていた。

 観察を続けている地元の男性(68)は「新顔も来てうれしい。自然が相手であり、どうすれば居着くかは分からないが、見守っていきたい」と話した。