青空に映えるホイノボリの下で宴を楽しむ住民ら(滋賀県日野町・日枝神社)

青空に映えるホイノボリの下で宴を楽しむ住民ら(滋賀県日野町・日枝神社)

 伝統の飾り「ホイノボリ」を奉納する春祭り「南山王祭」が4日、滋賀県日野町大窪の日枝神社で行われた。青空の下、ピンクや白の花飾りに彩られた境内で地元住民たちが宴席を楽しんだ。

 ホイノボリは、紙で作った花を付けた竹ひごを、のぼりの頂点から放射状に垂らして作る。5月初旬までに町内七つの神社の春祭りで奉納され、「日野のホイノボリ」として県の選択無形民俗文化財になっている。

 境内には高さ5~6メートル、計22本のホイノボリが並び、住民らはレジャーシートを広げて弁当や自家製の日野菜漬けを味わった。同町大窪の岸和田育三さん(78)は「祭りに合わせたかのように晴れてくれてうれしい。おかげでビールもおいしい」と笑顔を見せた。