斜面を白く染め、風に揺れるサラシナショウマの花(滋賀県米原市・伊吹山)

斜面を白く染め、風に揺れるサラシナショウマの花(滋賀県米原市・伊吹山)

 滋賀県最高峰の伊吹山(1377メートル、米原市)の山頂で、自生する高山植物の花が見頃を迎えている。白色のサラシナショウマなどがひんやりとした爽やかな風に揺れ、一足早く秋の訪れを登山客に告げている。

 キンポウゲ科のサラシナショウマは真っ白な小さな花を長さ20センチほどの穂にびっしりと付ける。青紫色のイブキトリカブトや、黄色のアキノキリンソウとキオン、9月上旬からは伊吹山の固有種で紫色のコイブキアザミなどが登山道に彩りを添える。

 山頂付近は麓に比べ10度ほど気温が低く、すっかり秋の雰囲気。伊吹山ドライブウェイによると、今年は台風の接近もなく花付きは良好といい、訪れた家族連れらが山肌を彩る白いじゅうたんを写真に収めるなどして楽しんでいる。サラシナショウマの見頃は9月中旬まで。ドライブウェイは有料。