京都の観世流能役者、味方玄(みかたしずか)(54)が老女物(ろうじょもの)として重く扱われる能「卒都婆小町(そとわこまち)」に初めて挑む。京都の片山家での内弟子修行を経て独立し、今年で30年になるのを記念し、11月6日の京都観世会館(京都市左京区)での主宰公演「テアトル・ノウ」を「披(ひら)き(初演)」の場とする。合わせて娘の味方梓(あずさ)(16)=立命館宇治高2年=が初めて面(おもて)を掛ける「初面(はつおもて)」で能「小鍛冶(こかじ)」を披露。大人の能役者へ一歩を踏み出す。=敬称略