4月末に貸店舗として生まれ変わる元紳士服店(京都府福知山市下新・新町商店街)

4月末に貸店舗として生まれ変わる元紳士服店(京都府福知山市下新・新町商店街)

 京都府福知山市中心部の新町商店街に4月末、調理場付きの貸店舗「アーキテンポ」がオープンする。商店街の活性化や新規開業につなげようと住民団体が企画し、1日単位で借りられるのが特徴。インターネットで改装資金を募っており、「商店街のシャッターを開き、にぎわいを取り戻したい」と協力を呼び掛けている。

 同商店街で2016年10月から、月1回の定期市「福知山ワンダーマーケット」を開いている実行委員会が企画。マーケット出店者には、いつか自分の店を持ちたいと願う人も多く、気軽に夢に挑戦できる場を整えようと、貸店舗の運営に乗り出すことにした。

 場所は、30年以上シャッターが下りていた元紳士服店「愛友堂」。昨年11月から実行委員が清掃を行い、今年1月には改装工事がスタート。京都工芸繊維大の学生が設計を担当し、調理場やカウンター、ベンチにもなる商店街に面した開放的な窓が特徴という。

 マーケットが開催される4月28日に、ビールや総菜などが並ぶ飲食店としてオープン予定。同21日まで、家具の購入費やバックヤード整備費として100万円を目標に、インターネットサイト「CAMPFIRE」(キャンプファイヤー)で寄付を募っている。

 実行委の庄田健助さん(34)は「レトロな看板や街並みを残し、他にはない商店街にしたい。アーキテンポを機に2店目、3店目と変化が起き、定期市の風景が商店街の日常の姿になってほしい」と話している。