馬上から沿道の観衆に手を振りながら行進する井伊直政役の松本さん(滋賀県彦根市金亀町)

馬上から沿道の観衆に手を振りながら行進する井伊直政役の松本さん(滋賀県彦根市金亀町)

 秋の彦根市中心部を盛り上げる「ひこねの城まつりパレード」が3日、彦根城(滋賀県彦根市金亀町)周辺で開かれた。勇壮な甲冑(かっちゅう)武者や、あでやかな装束姿の女性ら約700人が練り歩き、観衆を魅了した。

 迫力ある音色を響かせる近江高吹奏学部を先頭に、笠(かさ)と色鮮やかな着物をまとった市女や彦根藩伝統の赤い甲冑姿の「井伊の赤鬼家臣団」などが約3キロを進んだ。市のキャラクター「ひこにゃん」も手を振り、愛嬌(あいきょう)を振りまいた。

 初代彦根藩主井伊直政役には、音楽グループ「EXILE」のメンバー、松本利夫さんが扮(ふん)した。彦根城の表門橋付近で「これより入城する。勝ちどきをあげよ」と馬上から号令をかけ、「エイエイオー」と家臣団と一緒に叫ぶと、歓声が湧いた。

 このほか、彦根鉄砲隊は火縄銃の演武を披露。「ドン」という空砲が鳴り響くと、驚いて泣き出す子どもの姿もあった。パレードは市と彦根観光協会の主催。