強盗が発生した民家周辺を調べる捜査員ら(5日午後1時21分、京都市西京区)

強盗が発生した民家周辺を調べる捜査員ら(5日午後1時21分、京都市西京区)

 5日午前11時半ごろ、京都市西京区大原野西境谷町の民家で、貴金属の買い取りに訪れた会社員男性(28)が、何者かに工具で殴られ、持参した現金約200万円を奪われた。けがはなかった。犯人は車で逃走したが、通報を受けた京都府警の捜査員が約1時間半後、同区の阪急桂駅近くで犯人の特徴に似た男を発見。容疑を認めたため、強盗の疑いで緊急逮捕した。

 京都府警西京署によると、男は大阪府高槻市大塚町3丁目、会社員の男(28)。乗っていた車の中から200万円が見つかり、「間違いありません」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、貴金属を買い取るため民家を訪れた男性社員2人に対し、「金を出せ」と脅迫。うち1人の頭を工具で殴り、買い取り資金約200万円を奪った疑い。

 西京署の説明では、民家の家人は男と面識がなく、事件当時は留守にしていた。男は4日、貴金属買い取り会社に「宝石を買い取りに来てほしい」と電話し、この民家を住所として告げたという。同署は、何らかの方法で家人が留守になる時間帯を把握した上、売買交渉を装って社員を呼び出した可能性があるとみている。