滋賀県庁

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 滋賀県教育委員会は7日、教職員4人を懲戒処分した。このうち、部下の教諭2人にパワーハラスメントを行ったとして、県立米原高(米原市)の男性校長(58)を減給10分の1(3カ月)とした。被害を受けた女性教諭は直後に過呼吸に陥り、その後、学校を休んだ。

 県教委によると、校長は昨年、同一学年の同一教科を教諭2人に担当させたにもかかわらず、2人が別々に定期テストを作成して学級ごとの点差が大きくなると、同年8月6日、うち1人の女性教諭に対し「どう責任を取るんや」と厳しく追及。教諭はその後、医師の診断を受け1カ月休んだ。校長は今年3月にも、生徒に皆勤賞を独自に贈った男性教諭を必要以上に叱責(しっせき)し、「お前らの仕事は遊びや」と侮辱した、という。

 校長については、県教委が教職員に昨年行ったハラスメントのアンケートや聞き取り調査で、パワハラが疑われる事案が計16件寄せられていた。県教委はうち2件をパワハラと認定、11件は「不適切な部分があるが業務の範囲内」とし、3件は「客観的証拠がない」とした。

 このほか、大津市立長等小で学年費などを着服したとして男性事務職員(23)を免職した。事務職員は保護者から集めた学年費やPTA会費など計約170万円を2019年4月から今年4月にかけて着服して交際費などに使った。全額返済したという。管理監督責任を問い、前校長と現校長を戒告処分にした。