歯触りや甘みが特徴のカット九条ねぎ(久御山町相島・JAネギカットセンター)

歯触りや甘みが特徴のカット九条ねぎ(久御山町相島・JAネギカットセンター)

 JA京都やましろ(京都府京田辺市)が販売している細かくカット加工した九条ねぎの売れ行きが好調だ。出荷量は多い日で1万8千パックに上り、当初計画の8千パックを大きく上回る。9月末からは、開発した鍋用の新商品も流通最大手のイオン各店で販売が始まり、取り組みが広がっている。

 京都のブランド野菜である九条ねぎを安定的に供給するため、JA京都やましろは昨年、京都府久御山町に加工施設を造り、生産を開始。国際的な食品衛生管理基準「HACCP(ハサップ)」も取得し、良質な商品の提供に努めてきた。
 夏場の猛暑や台風など、九条ねぎの調達に苦労する場面もあったが、生産農家の増加に努め、山城産の提供にこだわった。JA京都やましろの担当者は「生でも食べられるおいしい九条ねぎを商品にしている。特有の歯触りや香りが楽しめる」と胸を張る。
 カットした九条ねぎの売り上げは2018年度1億1千万円、19年度は2億円を超えるとみられる。消費が減る冬季に向け、鍋などに使える大きめにカットした新商品も開発し、9月末に販売を始めた。
 カットした九条ねぎは細切り45グラムパック98円、鍋用150グラム178円。イオンは関東から中国地方までの店舗で取り扱っている。