冷や汁(じる)はごはんに冷たい味噌汁(みそしる)をかけた料理で、宮崎県の郷土(きょうど)料理として有名ですが、鎌倉(かまくら)時代から日本各地で食べられていたそうです。夏の暑さが厳(きび)しいため、宮崎県で冷や汁文化が確立(かくりつ)されたのですね。時間のない時でも手早く作って食べられ、夏バテする時期におすすめの健康食です。今回は具だくさんで、栄養バランスの良い冷や汁を考えました。アレンジ自由なので、ぜひ作って食べてみてくださいね。

京都女子大 KWUえいようくらぶ

<材料 4人分>
・鯖缶(さばかん)    400グラム(2缶)
・木綿豆腐(もめんどうふ)300グラム(1丁)
・トマト          中1個(こ)
・きゅうり           中1本
・みょうが           2個
・大葉           4枚(まい)
・味噌           35グラム
・すりごま         15グラム
・出汁(だし)
  水       400ミリリットル
  和風顆粒(かりゅう)だし 3グラム
・ご飯          600グラム
(☆麦ご飯がおすすめ)

<道具>
包丁、まな板、キッチンペーパー、スプーン、アルミホイル、トースター、ボウル

☆アレンジ
 麦ご飯をうどんやそうめんに代える、鯖缶をサケ缶や鶏(とり)のささみ、豚(ぶた)の冷しゃぶなど、メインの具材にする、お漬物(つけもの)を刻(きざ)んでかけるなど、たくさんのアレンジができます! 

<作り方>
1.具材の下準備(したじゅんび)をする
 ・鯖缶…缶から出し、汁気(しるけ)を切る(汁は出汁に入れる)
 ・豆腐(とうふ)…キッチンペーパーに包み、15分以上、冷蔵庫(れいぞうこ)にいれておく
 ・トマト…1.5センチの角切りにする
 ・きゅうり…小口切りにし、塩(分量外、  2グラム)で軽くもむ
 ・みょうが…小口切りにする
 ・大葉…千切りにする(手でちぎっても良い)
2.味噌とすりごまをスプーンでよくまぜ、油(分量外)を塗(ぬ)ったアルミホイルの上に塗り広げる。トースター1200ワットで約5分加熱し、焼き目を付ける(ワンポイント(1))

(1)味噌は少し焦(こ)がす方が、風味が良くなり、ぐっとおいしくなります。ただし、焦げやすいので、こまめに確認をしながら焼いてください!


3.粉末だしを水で溶(と)き、出汁をつくる。2を出汁で少しずつ溶かす
4.鯖缶、トマト、きゅうり、みょうが、豆腐を3に加え、豆腐が小さくならないようにまぜる(ワンポイント(2))

(2)豆腐は大きめにスプーンなどでちぎっておき、まぜすぎて小さくならないように注意しましょう。


5.4を冷蔵庫で冷やした後、器に盛(も)り付けたご飯にかけ、大葉をのせて完成

 急ぎの場合、味噌汁を濃(こ)い目にして、氷を入れてもいいですよ

私たちが担当しました!

 火を使わず簡単(かんたん)に作ることができ、口当たりがよく食べやすいので暑い夏にピッタリです。ぜひお好みの野菜や魚を入れて、作ってみてください。冷や汁を食べて夏を乗り切りましょう!(KWUえいようくらぶ)

 


 今回は、京都女子大食物栄養学科4年生の私(わたし)たちが担当(たんとう)しました。食物栄養学科では、食と栄養に対する深い知識(ちしき)で、社会の健康をリードできる栄養のスペシャリストを目指しています。将来(しょうらい)は管理栄養士(し)や栄養教諭(きょうゆ)など、医療(いりょう)や福祉(ふくし)、教育の現場(げんば)で活躍(かつやく)できるよう、講義(こうぎ)、実験、実習だけでなく、ボランティア活動など、積極的に学ぶ姿勢(しせい)を大切にしています。

京都新聞ジュニアタイムズ 2021年9月5日付紙面から